クリエイターの仕事、高品質でなければ不要? OpenAIの主張が物議
米国ダートマス大学セイヤー工科大学院が6月19日に公開したOpenAIのミラ・ムラティーCTO(最高技術責任者)との対談動画において、同氏がクリエイターの仕事に関して発言した内容がネット上で波紋を呼んでいる。
米国ダートマス大学セイヤー工科大学院が6月19日に公開したOpenAIのミラ・ムラティーCTO(最高技術責任者)との対談動画において、同氏がクリエイターの仕事に関して発言した内容がネット上で波紋を呼んでいる。 クリエイターの仕事の一部は最初から不要だったかもしれない 問題の発言は、同大学院が主催したミラ・ムラティーCTOとの独占対談内での出来事。 同氏はモデレーターから「(AIの活用が拡がることで)人間が作品のクリエイティブな部分をより良くする方法を見つけられるようになるのか?」という質問に対して「私もそう思う」と答えた上で、次のように述べた。 「(AIの活用が拡がる過程で)いくつかのクリエイティブな仕事はなくなるかもしれませんが、そこから生み出されるコンテンツが高品質でないのなら、最初から存在すべき仕事ではなかったのかもしれません」 YouTubeで公開された対談動画のコメント欄には、上記の発言に対する批判的な意見が複数投稿されたほか、発言部分の切り取り動画がXで拡散され、そちらでも同氏やOpenAIに対する批判的な声が挙がっている状態だ。 文● @sumire_kon