梅酒の仕込み作業が最盛期、月末頃まで続く…京都・城陽市の酒造会社
京都府内最大の梅の産地・城陽市の酒造会社「城陽酒造」で、特産品種「城州白」を使った梅酒の仕込み作業が最盛期を迎えている。
城州白の出荷が早く、例年より5日程度早い今月19日から仕込みを始めた。社員らが黄色く色づいた梅を手洗いして大きさごとに仕分けし、ネットに詰めて醸造アルコールと液糖が入ったタンクに沈める作業を続けている。
3年以上熟成させるなどし、まろやかな味に仕上げて瓶詰めする。今回、約1万6000リットル(一升瓶約9000本)を生産する見込み。作業は今月末頃まで続き、島本稔大社長は「今年は梅が不作で少し梅酒の生産量が減るが、大粒なのでエキスが多く出てよりおいしくなるのでは」と話す。
問い合わせは城陽酒造(0774・52・0003)。