『Balatro』開発者レーティング変更に未だ納得いかず。□『EA sports FC』みたいにルートボックスとか実装したら「3歳以上」に戻るかな?□とちょっぴり皮肉
『Balatro』開発者LocalThunk氏が本タイトルの不可解なレーティング変更に対し、ちょっとした皮肉を呟いています。 【画像全3枚】
突如「3+」から「18+」へレーティング引き上げ、その理由は一体?
PC版、モバイル版、コンシューマー版問わず各方面で人気作となり、TGAでも3部門の賞を獲ったデッキビルダー『Balatro』ですが、今年2024年3月に発生したレーティング引き上げに伴う一連の騒動で、事前の説明などもなくレーティングが「3歳以上」から「18歳以上」へ引き上げられ、一時、一部の国のコンソール版デジタルストアでの発売が停止されていました。
パブリッシャーのPlaystackがX上への投稿を通じて事情を説明、その対応に追われるなど一時混乱をきたす結果となりました。
□PEGI曰く18歳以上相当の悪しきカードゲームって言っているけどさ、『EA sports FC』みたいにマイクロトランザクションやルートボックス、あるいは実際のギャンブル要素でも実装したらレーティングが「3歳以上」になるかな?□とLocalThunk氏は投稿。実態を反映していない不透明な一連の判断に対し未だに納得がいっていない様子です。
PEGIの公式ページによれば『Balatro』のレーティング決定の理由として、実際のポーカー上の役名の利用や仮想的ながらもチップの収受など、「この知識とスキルは実際のポーカーゲームに応用」可能であることがあげられています。
また、「ギャンブルのイメージが目立つため、この評価となった。」とあるものの、ルートボックスなどギャンブル要素とも考え得るゲームが「3+」の評価でストアに残っていることを考えると、公平かつ透明性のある判断の難しさを示す結果となっています。
その後、LocalThunk氏はX上にて補足となる内容を投稿。あくまで「18+」指定されたことそれ自体ではなく実態を適切に反映していない状況に対し腹が立っているとコメントしています。
モバイル版含め大人気となっている『Balatro』、今年前半に起きた騒動は未だに尾を引いている模様です。
Game*Spark K.K.
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