大谷翔平 アーロン・ジャッジとMVP同時受賞なら69年ぶりの快挙達成も
3度目のMVP受賞を目指すドジャース・大谷翔平投手(30)がMLB史に新たな足跡を刻みそうだ。 大リーグ公式サイトのリサーチャーおよび記者であるサラ・ラングス記者が13日(日本時間14日)、自身の「X」(旧ツイッター)で「ジャッジ(2度目のMVP)と大谷(3度目)が来週加わる予定のこの事実に驚がく…両MVPが前にもMVPを受賞していた唯一のシーズン(全米野球記者協会が1931年に投票を開始して以来)は1955年のヨギ・ベラとロイ・カンパネラ(それぞれ3度目の受賞)のみ」と投稿し、話題となっている。 つまり、2022年にア・リーグMVP受賞歴を持つヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手と21年、23年に受賞歴を持つ大谷コンビは「すでにMVP受賞歴のある2人の選手が同年にMVPを受賞する」という69年ぶりの記録も達成するというのだ。 今季の大谷は史上初の「54本塁打―59盗塁」を達成し、11日(同12日)にはナ・リーグMVPのファイナリスト3人のうちの一人に選ばれたばかり。受賞が確実視されており、史上初のDHによるMVP受賞、フランク・ロビンソン(61年レッズ、66年オリオールズ)以来、史上2人目となる両リーグMVP受賞、さらに史上初となるリーグをまたいでの2年連続受賞など多くの新記録達成が期待されている。同じようにア・リーグMVP受賞を確実視されているジャッジとの同時受賞により、伝説にまた一つ華が加わることになる。 MVP受賞者は米東部時間21日午後6時(同22日午前8時)、MLBネットワークの番組内で発表される。
東スポWEB