『海に眠るダイヤモンド』リナ役・池田エライザが語る第6話の見どころ「主題歌で泣いちゃうと思います」
神木隆之介が主演を務める日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』(TBS系 毎週日曜 午後9時~9時54分)の第6話(12月1日(日)放送)を前に、リナ役の池田エライザのコメントが到着した。 【写真】リナ(池田エライザ)と進平(斎藤工) 本作は、『アンナチュラル』(2018年)、『MIU404』(2020年)など数々のヒット作を生み出している、野木亜紀子×塚原あゆ子×新井順子という強力チームが手掛ける初の日曜劇場。1955年からの石炭産業で躍進した長崎県・端島と、現代の東京を舞台にした70年にわたる愛と友情、そして家族の壮大な物語を描く。 第5話の放送を終えて池田は「ご覧になってくださっている皆さまにとっても、幾重にも衝撃の走る怒涛の急展開ラッシュだったようで、あまりの情報量に、頭煙がでたよーっていうコメントに共感しました。私も初めて台本を読んだときそうだったなって。全てのシーンが現場の皆で長い時間をかけ丁寧に向き合ってこそ生まれるので、反響はどれもとても嬉しいです」とコメント。 それぞれの恋模様が加速する中、リナは進平(斎藤工)に「愛した人が死んじゃう。そういう呪い」と自身の悲しい過去を明らかにした。進平も、自分の妻は死んだと打ち明け、2人は「あたしたち、もう誰も好きになっちゃいけないね。好きになったら、相手が死んじゃう」「誰も愛さない」「独りで生きていく」と互いを確かめあうやり取りに、視聴者になんとも言えぬもどかしさを抱かせた。 池田はこのシーンを演じるにあたって「好きな人に好きだと言ってはけない。秘密を話して巻き込んではいけない。でも嘘をつきたくない。と心の中での葛藤が多いのがリナです。ですが、口にしている言葉と心で思う言葉に差はあれど、完全な嘘。にはならないようにしています」と大事にしているポイントを明らかにした。 その後のシーンで、リナは夜の路地でヤクザの追っ手の一味である小鉄(若林時英)に見つかってしまうところから急展開を迎える。リナは慌てて逃げるが捕まってしまい、小鉄はリナが持ち出した拳銃を奪い取り銃口を向ける。そこへ異変を察した進平が駆けつけ、もみ合いの末に発砲。胸を撃たれた小鉄は海へと沈んでいった。リナは「進平さん、死んじゃうかと思った」と涙を流しながら口づけを交わし、「ごめんね」と謝る。進平は答える代わりに口づけを返した。この疾風怒濤の展開に釘付けになった視聴者も多いだろう。 撮影時に監督からリクエストされたことについては、「 (このシーンに限らず)リナが持つ溢れんばかりの愛情や思いやりを、どこで何%表面化させるか。などをよく話していました。こうして欲しい。っていうことあまりなくて、今リナちゃん何考えてるー?って確認してくださることが多いので、とても助かっています」と撮影の様子を振り返った。 これまでの放送でお気に入りのシーンや、もう一度見返して欲しいシーンについては、「うーん、全部!沢山の想いが交差するお話なので、さまざまな出来事が解き明かされてからもう一度見てみると、みんなの表情に実はヒントがあったりして面白いかもしれません。自分のシーンでいうと、リナちゃんが進平さんとメガネで話しているいくつかのシーンを今一度見返してもらえば、2人の言葉の裏にどんな想いが込められていたのかがわかって、楽しんでいただけるんじゃないかなと思います」と。 最後に第6話の見どころについて「6話で端島はぐんぐん育っていきます。技術的なことではないけど、深く根っこを張り真っ直ぐ空に向かって新たな彩りを見せてくれます。ネタバレがこわくていつもあまり何も言えなくてごめんなさい!だけど、第6話も私は主題歌で泣いちゃうと思います」とコメントした。 <第6話(12月1日(日)放送)あらすじ> 東京オリンピックを翌年に控えた1963年。多くの炭鉱が閉山に追い込まれる中、端島にはいつも通りの正月が訪れていた。 その頃、園芸部での活動に熱を上げる朝子(杉咲花)は、鉄平(神木隆之介)に育てた鉢植えを見せる。 うれしそうな朝子を見て、うれしくなる鉄平。2人の距離は確実に近づいているようだった。一方、賢将(清水尋也)はある決意をし、鉄平にだけその胸の内を打ち明ける。 そんな中、進平(斎藤工)とリナ(池田エライザ)が荒木家を訪れる。リナを追手から命懸けで助けて以来、仲を深めた2人は、ある報告を告げにやってきた。 一方現代では、自分といづみ(宮本信子)に血縁関係がないこと、そしていづみの本当の名前が“朝子”だと知った玲央(神木)は、自分と鉄平の関係を探るため、鉄平が残した10冊もの日記をひもとくことに。するとその中の1冊に、“種”のようなものが挟まっていて…。
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