移籍先は中東? リヴァプールFWサラーの退団をクラブOBが確信 「今年の夏に100%出て行く」
今夏に再び巨額オファー提示か
リヴァプール所属のエジプト代表FWモハメド・サラーは、クラブとの間に2025年6月末まで契約を残している。しかし、リヴァプールのOBで現在は解説者を務めているマーク・ローレンソン氏は、サラーが今年の夏にリヴァプールを退団する可能性が高いと予想している。 サラーをめぐっては、昨年サウジアラビアのアル・イテハドが移籍金2億3500万ユーロ(約380億円)をリヴァプールに提示したが、リヴァプールはこのオファーを拒否していた。しかし、ドイツ紙『Sport Bild』によると、アル・イテハドは今年の夏にも再びサラーの獲得に乗り出す方針であるという。 こうした中、現役時代にリヴァプールで5度のリーグ優勝を経験したローレンス氏は、アイルランドのブックメーカー『Paddy Power』とのインタビューの中で、「100%サラーは今年の夏に出て行く。今シーズン起きたことは問題ではない。私は、去年の夏には既に取引が行われたと考えている。彼はサウジアラビアのどこかでプレイし、リヴァプールは恐らく莫大な移籍金を手に入れて、他の何人かの新しい選手のためにそのお金を使うことになるだろう。彼はサウジアラビアで王様のような存在になると思う」とサラーの去就について語り、退団は間違いないと断言した。 また、ローレンス氏は「ディオゴ・ジョタ、ダルウィン・ヌニェス、ルイス・ディアスは一緒にプレイすることを楽しんでいるように見える」ともコメント。サラーがアフリカ・ネイションズカップに参加して不在だった間も、リヴァプールはプレミアリーグで首位の座をキープできていたことから、サラーがいなくてもリヴァプールの戦力は低下しないとの考えをサラー退団の根拠として挙げている。 今季限りでの退団を発表したユルゲン・クロップ監督に続いて、大エースのサラーもローレンス氏の予想通り今年の夏にリヴァプールを去ってしまうのだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部