デンマークのフレデリック国王とメアリー王妃、即位して初の公式晩餐会を開催 王室に伝わるティアラを着用
今年1月に即位したデンマークのフレデリック国王とメアリー王妃。現地時間10月8日(火)、デンマークを訪れたアイスランドのハッラ・トーマスドッティル首相と夫のビョルン・スクラソンを招いて公式晩餐会を開催した。2人が公式晩餐会で国賓をもてなすのは即位以来これが初めてである。 【写真】オーストラリア出身! デンマーク王室、メアリー王妃の歴代ファッションを総まとめ
晩餐会はコペンハーゲンにあるクリスチャンスボー城で開催。王妃はデンマーク生まれのブランド「イェスパー・ホヴリング」のトップスに「オスカー・デ・ラ・レンタ」のラッフルスカートで登場した。近年ドレスを選ぶときにも環境問題を意識するロイヤルレディが増えているが、王妃も同様。トップス、スカート共に過去に着たものを着回し、「プラダ」のクラッチバッグと「ジミー チュウ」のハイヒールを合わせていた。
王妃はこれに「パール・ポワール」という名のティアラを着用。これはデンマーク王室に伝わる歴史あるもので、作られたのは1820年。バーデン大公フリードリヒ1世と結婚するプロイセンのルイーズ王女のためのものだった。報道によるとティアラはホワイトゴールド製。ダイアモンドの装飾が施されたロータスの花の中に、大きな洋梨の形のパールが吊り下げられている。ポワール(洋梨)という名前もこのパールに由来する。フレデリック国王の母であるマルグレーテ2世元女王も国賓を招いた重要な晩餐会でたびたびこのティアラを着用している。王妃も今年初めに王妃として初めてノルウェーを訪れたとき、このティアラをつけて公式晩餐会に出席していた(下写真)。