1日開幕の「十一月歌舞伎座特別公演 ようこそ歌舞伎座へ」 普段は見ることのできない舞台裏の映像も
観劇だけじゃない! 遊び心あふれる、場内のさまざまな仕掛け
「十一月歌舞伎座特別公演」では、観劇以外にも歌舞伎座での特別なひと時を過ごしてもらえるよう、趣向を凝らしたさまざまな企画が盛りだくさん。芝居見物の合間に、場内のさまざまな展示やスタンプラリーを楽しむ観客で、場内は大いににぎわった様子を見せた。 歌舞伎座に入ってすぐの大間(ロビー)の吹き抜けには、歌舞伎には欠かせない和傘が華やかにお出迎え。入場してすぐに広がるいつもとは一味違う光景に、立ち止まって上を見上げる観客の姿も見られた。 また、各階ロビーに設けられた当月上演の『三人吉三巴白浪』や『石橋』に因んだフォトスポットでは、実際の舞台さながらの小道具や大道具のなかで、記念撮影を楽しむ観客でにぎわった。 小道具や大道具の展示のほかにも、場内を各所に設置された「歌舞伎印巡(すたんぷらりぃ)」も実施中。 また当月は筋書(プログラム)の販売の代わりにリーフレットを来場者に配布。表紙と裏表紙をつかった「立判古(たてばんこ)」(江戸時代のおもちゃ絵の一種。「組上絵」とも呼ばれ、歌舞伎の舞台を再現したものも多く作られた)では、歌舞伎座の舞台と石橋のペーパークラフトが作れる。舞台に加えて、幕間には当月公演を彩る遊び心あふれたさまざまな仕掛けにも注目だ。 <公演情報> 十一月歌舞伎座特別公演 ようこそ歌舞伎座へ ようこそ歌舞伎座へ 三人吉三巴白浪 石橋 【午前の部】11:00~ 【午後の部】16:00~ 2024年11月1日(金)~23日(土・祝) ※午前の部:1日(金)、5日(火)、6日(水)、7日(木)、8日(金)、13日(水)、14日(木)、19日(火)、21日(木)、22日(金)、午後の部:13日(水)は学校団体来観 会場:東京・歌舞伎座