【播戸竜二のJ2順位予想】得点が取れるFWがいる清水と千葉を上位に。注目は仙台、J初指揮の森山監督がどんなチームを作るのか楽しみだ
清水には圧倒的な戦力がある
2024シーズンのJリーグ開幕が間近に迫る。今季も熱いバトルでファン・サポーターを楽しませてくれるはず。本稿では、現役時代、得点感覚に優れたストライカーとしてガンバ大阪やセレッソ大阪、大宮アルディージャなどで活躍した播戸竜二氏に、J2リーグの順位を予想してもらった。 【画像】セルジオ越後、小野伸二、大久保嘉人、中村憲剛ら28名が厳選した「J歴代ベスト11」を一挙公開! ――◆――◆―― 昇格、降格争いにおいては得点が取れるFWがいるかどうかがポイントになる。その点で清水と千葉を上位に、鹿児島、愛媛、山口を下位に予想した。 個人的に注目なのは仙台。Jリーグの指揮が初めてとなる森山佳郎監督がどんなチームを作り、どんなサッカーを展開するのか楽しみだ。 清水はチアゴ・サンタナが抜けたとはいえ、圧倒的な戦力がある。それに昨季の悔しい経験も力になるはずだ。2位の千葉は小森飛絢のチーム残留が最も大きな補強だろう。新加入の林誠道を含め、FWに計算が立つ選手がいるのは強み。 四方田修平監督が引き続き指揮を執る横浜FCは、昨季のJ1でのベースや積み上げがあるが、絶対的なストライカーが不在のため自動昇格は厳しいか。8位にした大分も含め、どのチームにも可能性があり、混戦が予想される。 ●播戸氏のJ2順位予想 1位 清水 2位 千葉 ―▲J1自動昇格圏内― 3位 横浜FC 4位 甲府 5位 岡山 6位 長崎 ―▲プレーオフ出場圏内― 7位 山形 8位 大分 9位 仙台 10位 徳島 11位 群馬 12位 熊本 13位 水戸 14位 いわき 15位 藤枝 16位 秋田 17位 栃木 ―▼J3自動降格圏内― 18位 山口 19位 愛媛 20位 鹿児島 構成●サッカーダイジェストWeb編集部 ※サッカーダイジェスト 2023年2月23日号から転載。一部加筆修正あり。
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