【NBA】ウォリアーズはステフィン・カリーをトレードすべき? 移籍先の候補となるチームは?
ゴールデンステイト・ウォリアーズが12勝3敗というシーズンスタートを切った時は、特別なチームになるかもしれないという期待があった。だが、それからウォリアーズは7勝17敗。1月13日(日本時間14日)のトロント・ラプターズ戦では、今季のリーグ下位を相手に敗れ、勝率5割を切った。 【動画あり】ビクター・ウェンバンヤマはすでにNBAでトップ5?スタッツが示すスーパースターぶり ステフィン・カリーがオールNBA級のプレイをしていることは変わらない。だが、ウォリアーズのロスターには、平均17得点超をあげられるほかの選手がいないのだ。大きな変更をせずに今季を意味あるものにすることが何もできていないのは明らかである。さらに悪いことに、ウォリアーズは現在の軌道で満足しているように見える。 ドレイモンド・グリーンは先日、『Yahoo』のビンセント・グッドウィル記者に「素晴らしいのは、スティーブ・カー・ヘッドコーチも、カリーも、僕自身も、今やるぞと言って、この球団の将来を抵当に入れることに反対していることだ」と話した。 「そういうことをするのは、悪いチームだ。悪い球団だ。僕たちはそのどちらでもない」 ラプターズ戦の試合後、カリーもグリーンに続き、ウォリアーズが「未来をすり減らすような、やけになってのトレードや動き」をすべきではないと賛同している。 カリーは「僕たちが終わるという時に、球団を良い位置、良いところに保つ責任がある」と述べた。 球団を心配するカリーとグリーンは素晴らしい。だが、このロスターに手を入れないことは、最終的に彼らやファン、チーム、あるいは将来にとっても利益にならない。 今季のウォリアーズが再びプレイイン・トーナメントでシーズンを終えるところは、誰も見たくないだろう。だが、カリーが「非常に平均的」と認めた現在のチームは、そうなるかもしれない。そしてカリーはキャリアの最終章をそのように終えることを望んでいるようには見えない。 カリーがトレードを要求することはないだろう。彼はあまりにも球団に忠実だ。しかし、カリーを移籍させることは、球団にとっても、彼個人にとっても、前進するための健全な最善策となる。カリーは勝利を手にするチャンスとともに去る権利を勝ち取ってきた。そして、ウォリアーズではその勝利は実現しないだろう。