トキエア、全便欠航を1月14日まで延長 交換部品の調達に時間要する
新潟空港を拠点にする格安航空会社(LCC)「トキエア」(本社・新潟市)は9日、全便欠航の期間を今月14日まで延長すると発表した。同社は旅客機2機を保有し3路線に就航しているが、2機とも機体が損傷して運航できなくなり、7~10日までの全便欠航を決定。交換部品の調達に時間がかかっているため、期間を延長した。 同社によると、部品交換は新潟空港の屋外で実施。大雪などの悪天候に見舞われた場合は作業が長引き、全便欠航を再度延長する可能性もあるという。 同社は、欧州の航空機メーカーATR社の72人乗り双発ターボプロップ機「ATR72-600」を2機保有。新潟-札幌(丘珠)、仙台、名古屋(中部国際)の3路線に就航している。