サッカー代表が新ユニホーム発表 「日本晴れ」テーマに青い“迷彩”風
日本サッカー協会は6日午後、日本代表が来年の東京五輪などで着用する新ユニホームを発表した。「日本晴れ(にっぽんばれ)」をコンセプトに、前面は5種類の青色をコラージュさせたデザインで、背面は一転して明るいスカイブルー1色に染められている。 【動画】サッカー代表が新ユニホーム発表 「日本晴れ」テーマに青い“迷彩”風
前面は濃度の違う青色をコラージュさせることで、プロ選手だけではなく部活動やサポーターなどいろいろな形でサッカーを愛する一人ひとりの不安や希望、葛藤などを空に見立てて表現。背面のスカイブルーは「みなが向かっていく最高の青空」をイメージした。 サイドの3本線や背番号などは、青空の頂点に日の丸が上って行く願いを込めて赤色を使った。
ユニホームを供給するアディダス・ジャパンの西脇大樹氏は、男女の日本代表と世代別代表が着用する新ユニホームについて「スポーツの力を通して大きな希望をもたらしていきたい。希望の空を表現することにした」と説明。 「一人ひとりの空が一つにつながっていくさまをスカイコラージュで表現し、一つになった空が最高の青空に向かっていく。この一連のストーリーを『日本晴れ』というコンセプトに託した。サッカー日本代表に『日本晴れ』のような存在であってほしいという願いが込められている」と述べた。
新ユニホームをめぐっては、正式発表前にデザインが報じられ、ネット上などで「迷彩柄みたいだ」との批判の声も出ていたが、この青色のコラージュ部分が迷彩風に見えたようだ。 実際に着用して登場したU22代表の遠藤渓太選手(横浜F・マリノス)は「希望に満ち溢れたデザインだと思う。5色の違ったブルーが格好いい」と感想を話した。 会見の最後には、久保建英選手(マジョルカ)ら代表選手が登場した新ユニホームのイメージ映像が流され、「東京の空に日の丸を掲げる」などの意気込みが語られていた。