災害用の水や食料など、購入費用を補助する企業の募集始まる /東京
東京都は、災害時に発生する帰宅困難者のために、受け入れ施設を提供できる民間企業を対象に、備蓄品購入費用を補助する企業の募集を始めた。水や食料など、帰宅困難者1人あたり補助金7500円を上限に、都が補助する。 対象は、都内の区市町村と「帰宅困難者受入協定」を結ぶ一時滞在施設の民間事業者。すでに従業員用の3日間の備蓄を完了しており、事業継続計画(BCP)を策定していることが条件。 補助率は、備蓄品の購入費用の6分の5。帰宅困難者1人あたり9000円を上限とする(補助金は7500円)。補助の対象になる品目と数量は、水(9リットル)、食料(9個)、簡易トイレ(15個)、毛布またはブランケット(1枚または1個)。 募集期間は、6月2日から9月30日まで。問い合わせ先は、東京都総務局総合防災部防災管理課防災事業推進係(帰宅困難者対策チーム)へ。電話は03-5321-1111。