大坂なおみ 世界125位に浮上、前週の全仏OPでは2回戦敗退も女王にあと一歩迫る活躍<女子テニス>
全仏オープン
女子テニスの6月10日付WTA世界ランキングが更新され、前週の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で初戦突破を果たした大坂なおみは9上げて125位に浮上した。 【大坂 なおみ、ペグラら10日開幕リベマOP組合せ】 26歳の大坂は出産を経て今シーズン復帰。前週行われた全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)には2022年以来2年ぶり7度目の出場。これまでの最高成績は2016年・2018年・2019年の3回戦進出となっていた。 迎えた今大会にはスペシャルランキング(出産や負傷などによる長期離脱選手の救済制度)を使用し出場すると1回戦ではL・ブロンゼッティ(イタリア)を6-1, 4-6, 7-5のフルセットで破り、同大会3年ぶり5度目の初戦突破を果たすとともに、四大大会で約2年4ヵ月ぶりの白星を挙げた。 続く2回戦では大会2連覇中で第1シードのI・シフィオンテク(ポーランド)と激突。1本のマッチポイントを握り女王を追い詰めたものの反撃を許し、6-7 (1-7), 6-1, 5-7のフルセットの激闘の末に敗戦。それでも試合後の会見では「最悪ではありません」とコメントし大会を後にした。 その大坂は今回のランキング更新で順位を9上げて125位に浮上。日本勢では世界ランク76位の内島萌夏、同95位の日比野菜緒、同113位の本玉真唯に次ぐ4番手となっている。 なお、大坂は10日に開幕したリベマ・オープン(オランダ/スヘルトーヘンボス、芝、WTA250)へ出場。1回戦では第4シードのE・メルテンス(ベルギー)と対戦することが決まっている。
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