快勝でシフィオンテクがV王手 決勝は昨年と同一カードに、リベンジ果たせるか<女子テニス>
ムチュア・マドリッド・オープン
女子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、WTA1000)は2日、シングルス準決勝が行われ、第1シードのI・シフィオンテク(ポーランド)が第18シードのM・キーズ(アメリカ)を6-1, 6-3のストレートで破り、2年連続2度目の決勝進出を果たした。 【シフィオンテク、サバレンカらマドリッドOP組合せ】 昨年大会は決勝でA・サバレンカにフルセットで敗れ準優勝に終わっていた世界ランク1位のシフィオンテク。今大会は初戦の2回戦で世界ランク52位のワン・シユ(中国)、3回戦で第27シードのS・シルステア(ルーマニア)、4回戦で同27位のS・ソリベス=トルモ(スペイン)、準々決勝で第11シードのB・ハダッド=マイア(ブラジル)を下し4強入りを決めた。 この試合、シフィオンテクはキーズに5本のサービスエースを決められるも4度のブレークに成功。自身はサービスゲームでファーストサービスが入る確率が72パーセントを記録するなどブレークを許すことなく1時間10分で快勝した。 女子テニス協会のWTA公式サイトにはシフィオンテクのコメントが掲載されている。 「とてもきれいなパフォーマンスだったし、自分自身本当にしっかりしたプレーができた。全てに満足している。トップ選手と決勝を戦えることをうれしく思うわ。一貫性を示すことができている。相手が誰であれタフな試合になることは間違いない。準備はできている。自分のことに集中するつもりよ」 決勝では第2シードのA・サバレンカと対戦する。サバレンカは準決勝で第4シードのE・ルバキナ(カザフスタン)を逆転で下しての勝ち上がり。ムチュア・マドリッド・オープンの決勝は2年連続でシフィオンテクvsサバレンカのタイトル争いとなった。