「影の地」を舞台に数々の新要素に挑む『エルデンリング』DLCがついに登場 今週の注目ゲームピックアップ
直近で発売されるゲームタイトルから、筆者が「これはチェックしておきたい」と思ったものを紹介する『今週の注目ゲームピックアップ』。大作からインディーまで、幅広く気になるタイトルを取り上げる予定なので、この記事を読んでウィッシュリストやフォローに入れておこう。 【画像】『エルデンリング』の美しく重厚な世界観 ■『Still Wakes the Deep』 『Dear Ester』や『Everybody's Gone to the Rapture』などで知られるイギリスの開発会社The Chinese Roomの新作ホラーアドベンチャー『Still Wakes the Deep』が、6月18日に発売する。プラットフォームはPC/PS5/Xbox Series X|S。 1975年、スコットランド沖に設置された石油掘削施設を舞台に、プレイヤーは作業員のひとりとして超自然的な現象に巻き込まれるという設定だ。 すでに公開されているトレーラーを見ると、洋上プラントという特殊な空間を恐る恐る歩き回るゲームプレイが見て取れる。さながら『メタル・ギア・ソリッド2』のホラー版といった印象だ。The Chinese Roomはストーリードリブンなゲームを製作することに定評があるため、そちらについても期待できることだろう。 ■『Chocolate Factory』 お菓子の世界を舞台にした自動化シミュレーター。それが『Chocolate Factory』だ。6月18日にPCにて配信開始する。 本作は『Factorio』や『Satisfactory』に代表される工場自動化シミュレーターであり、自分でコンベアや生産ラインを構築し、全自動で物が生産されていく様を眺めるタイプのゲームだ。 ユニークなのは、生産するものが鉄でも金でもなく、お菓子であるということ。画面を一瞥するだけでも胸やけしそうなほど甘ったるい空間がそこにあり、チョコやキャンディを無限に作りまくれるのが面白い。 ジンジャーブレッドマンなどのモンスターと戦うシークエンスもあるようだ。自動化シムやお菓子に目がない人はぜひチェックしよう。 ■『Drug Dealer Simulator 2』 ドラッグディーラーとして成り上がっていくシニカルなオープンワールドゲーム『Drug Dealer Simulator 2』が登場。6月21日にPCで配信される。 本作は2000年代初頭の架空の島イスラ・ソンブラを舞台に、ドラッグディーラーとして名を馳せていくゲームだ。名もない負け犬に過ぎないエディ―は、小さいヤマを踏みながら、少しずつ島の信頼を勝ち取っていく。 汚職警官、敵対組織、地元の民兵といったエネミーたちにいかに対処するかという点も重要になっていくようだ。この手のブラックユーモアにあふれた作品が気になる人はウィッシュリストに入れておこう。 ■『ELDEN RING Shadow of the Erdtree』 累計出荷本数は2300万本を超える超大型アクションRPG『ELDEN RING』のDLCが、6月21日、PC/PS5/Xbox Series X|Sで発売する。 『Demon's Souls』から続く高難易度アクションRPGとして、もはや言わずと知れた作品だ。今回は『ELDEN RING』の舞台であった狭間の地ではなく、その裏側となる「影の地」を探索することとなる。 作中の重要人物であるミケラの足跡を追うストーリーであり、調香瓶などの新武器や、新しい遺灰に魔術や祈祷、10体以上の新ボスも用意されているようだ。 トレーラーを見る限り、獅子舞のようなボスと戦うこともできると思われる。『ELDEN RING』の体験が蘇ってくるプレイヤーも多いようだが、こちらのDLCは「血の君主モーグ」と「星砕きのラダーン」を倒したセーブデータでなければ進めないため、まだ倒していない人は今のうちに倒しておこう。
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