辻希美「新居に引っ越してきて2年だけど、キッチンリフォームの決断は正解でした!」
工事中もごはんは家で…… 意外にアリだった“洗面台キッチン”(笑)
そんなわけで、大々的なリフォームとなった今回。壁側にあったガス台や水場などをアイランドキッチン側に移して対面式にしたため、排水管やガス管、換気口などすべてが変わることになりました。壁も床も剥がし、棚などもほぼ総取り換えという内容だったので、どんな長期になるかと思っていましたが、工事期間自体は10日くらい。思ったよりも短くて助かりました。工事中はキッチンが使えなかったのですが、料理は毎日していました。どこでしていたかというと、洗面台(笑)! 実際にやってみる前は、「洗面台で家族6人分のご飯づくりなんて無理だよ~」と思っていたけれど、意外や意外、対してストレスもなく作れました! 洗面台にカセットコンロ1台と調理道具を持ち込んだ“即席キッチン”ですから、さすがに手の込んだものを作るのは無理。メニューは基本的にワンプレートか丼ものでした。それ以外は普通の食事とさほど変わらなかったので、子どもたちから不満が出ることもなく、ほぼいつも通りの食生活を送れました。 ただ洗い物には、少し気を遣いました。調理道具や食器類を洗面台で洗うと油汚れなどが詰まりそうで……。汚れを一度ペーパーで拭き取ってから洗うようにしていたので、そこは手間がかかりました。“即席キッチン”の問題点をあげるなら、料理をしている間、洗面台が使えないということくらいでした(当然ですけど。苦笑)。
理想的な「シン・杉浦家キッチン」。料理もYouTube撮影も楽しさが何倍にも!
そんなふうに洗面台で料理をする日々を経て、生まれ変わった待望の対面式キッチンに戻った今、本当に毎日がHAPPYでしかありません♡ なにせ、私、うさぎ年なのもので(?)とにかく寂しがりやで……だから、家族を見ながら、そして会話の輪の中に入りつつ料理を作れる新しいキッチンは最高なんです。調理台の前に立つたび、しみじみと「リフォームしてよかった」と感じています。家族から「前のほうがよかった」という声はまったくないのにもホッとしています。長女もお菓子作りなどでキッチンによく立つので、以前よりもずっと使い勝手がいいことに気づいてくれるのではないかな、とそのときのリアクションも楽しみです。 YouTubeの撮影をキッチンでよく行うのですが、カメラを置くスペースができたことも嬉しすぎる点です。以前は難しかった角度から撮れるようになり、みなさんにお届けできる映像のバリエーションが増えたことは本当に嬉しくて…… 思わずテンションが上がって、キッチン完成後すぐにYouTube用に料理撮影をしたのですが、ちょっとフライングぎみだったかも(苦笑)。というのも、まだ「洗面台キッチン」に調理に必要なものを移動した状態だったので、調理道具や調味料が手元になく、いちいち洗面台にダッシュで取りに行くというドタバタな内容になってしまったのでした。でも、これもすでにいい思い出かなと!