特設コーナーで平積みされる「ショッピン・イン・アオモリ」＝11日、青森市の成田本店しんまち店

　能町みね子さんによる東奥日報の連載を書籍化した「ショッピン・イン・アオモリ」（東奥日報社刊）が11日、全国発売された。 　青森が気に入りすぎて、東京と青森の2拠点生活を送る能町さんの「買い物」から見た県内探訪記。書籍化に当たり、著者撮影の県内写真を多数掲載したほか、東奥日報の連載以外にも、おまけの「青森チョコレートコラム」を収録している。 　青森市の成田本店しんまち店では、書籍を平積みにした特設コーナーを設置。2冊購入した同市の原田祐治さん（69）は「青森に住んでいて何とも思っていなかったことを文章化しているのは新鮮。埼玉に住む青森好きの知人に1冊送りたい」と話した。 　12日には出版記念イベント第1弾として、同市岡造道の「ボヘミ庵」でサイン会を開く。 　11月10日には第2弾のトーク＆サイン会（午後1時半開場予定）を東奥日報新町ビルで行う。成田本店で書籍購入者に整理券を配布している。 　「ショッピン－」は全国の主要書店、インターネット書店で購入可能。定価1980円。