レクサス・サービトン・トロフィー

望月慎太郎（写真は全仏OP）[写真/ゲッティイメージズ]

男子テニスのレクサス・サービトン・トロフィー（イギリス/サービトン、芝、チャレンジャー）は5日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク162位の望月慎太郎が第5シードのM・マクドナルド（アメリカ）を2-6, 6-4, 6-2の逆転で破り、ベスト8進出を果たした。 【望月 慎太郎 選手詳細情報】 20歳の望月は現在行われている全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム）に予選から出場し3試合を勝ち抜き本戦入り。本戦1回戦では第8シードのH・フルカチュ（ポーランド）に6-4, 3-6, 6-3, 0-6, 3-6のフルセットで敗れている。 その望月はイギリスに移動し今大会に出場。1回戦では世界ランク121位のT・アトマネ（フランス）を6-7 (4-7), 6-1, 6-4の逆転で下し初戦を突破した。 世界ランク74位のマクドナルドと対戦した2回戦、望月は開始から5ゲーム連取を許す。第7ゲームで1度のブレークバックに成功するも第8ゲームで3度目のブレークを奪われ、第1セットを先取される。 それでも続く第2セット、望月は第2ゲームでブレークポイントを凌ぐと直後の第3ゲームでブレークに成功。その後のサービスゲームをキープし1セットオールに追いつく。 そしてファイナルセット、互いに1度ずつブレークを奪い合いゲームカウント2-2で迎えた第5ゲームから望月が4ゲームを連取し、1時間52分で勝利した。 勝利した望月は準々決勝で世界ランク151位のL・リーディ（スイス）と対戦する。リーディは2回戦で同223位の島袋将を逆転で下しての勝ち上がり。