ギャンブル依存症の元イタリア代表 新たな違法賭博行為で更なる処分の可能性
現在10カ月の出場停止処分中
ニューカッスルに所属する元イタリア代表MFサンドロ・トナーリが新たな違法賭博容疑で、更なる処分の可能性があるようだ。 トナーリは、昨夏にACミランからニューカッスルに加入した。しかし、イタリアサッカー連盟(FIGC)からサッカーへの賭博を禁止する項目に違反したとして、10カ月の停止処分を受け、現在も出場停止中だ。 28日にFA(イングランドサッカー協会)がSNSを更新し、下記の声明を発表した。 「サンドロ・トナーリは、FAの賭博規則に違反した疑いで違法行為の罪で起訴された。ニューカッスルのMFは、2023年8月12日から2023年10月12日までのサッカーの試合に賭けて、FA規則E8条に50回違反したと言われている。サンドロ・トナーリは2024年4月5日までに返答する必要がある」 所属クラブのニューカッスルもトナーリが起訴された事実を認め、以下のように述べた。 「サンドロは今後も関連する捜査に全面的に従うとともに、クラブの全面的なサポートを維持していく。現在進行中の事案のため、サンドロ(トナーリ)とニューカッスルは現時点でこれ以上コメントすることはできない」 トナーリは、ギャンブル依存症とされニューカッスルで精神科医とともに、治療に取り組んでおり、2024年8月に復帰する予定だった。しかし、新たに違法賭博で起訴されたことにより、復帰の日程に影響が出そうだ。
構成/ザ・ワールド編集部