スマホでプロの焙煎パターンを読み込み 焙煎コーヒーを自宅で味わう
時代によって変わるコーヒーの消費スタイル
コーヒーの消費スタイルは時代によって変化しているが、2000年代に入った頃から、豆の産地や種類、抽出にこだわるスペシャルティコーヒーの時代とみられていた。最近は、豆の焙煎度合いや鮮度までを重視する自家焙煎が注目されており、自分好みの厳選されたおいしいコーヒーを味わう時代が到来しているという。「ザ・ロースト」はそうした消費者のニーズに応えるサービスといえる。 気になるのはサービスの価格だが、いずれも税別で、焙煎機が10万円、生豆パック代金が1年間12回の定期頒布で3種セットが月額5500円、2種セットが月額3800円だ。 これを高いと見るか、安いと見るかは評価が分かれるが、コーヒー好きにはうれしいサービスであろう。パナソニックはコーヒー以外でもIOTを活用した調理家電と食のサービス事業を検討しており、今後は和食ジャンルにも挑戦する意向だ。 サービスはパナソニックストアから購入でき19日から事前予約が始まっている。サービス開始は4月上旬を予定している。