10周年「結城友奈は勇者である」舞台化決定 聖地・香川県観音寺市でのイベント開催や記念ムック発売も決定
オリジナルアニメ「結城友奈は勇者である」が10周年を迎える10月に、テレビシリーズ第1作が舞台化されることが明らかになった。アニメ版のキャラクターデザイン・総作画監督を務めた酒井孝裕による描き下ろしキービジュアルも公開されている。また、10周年を記念したイベントの開催や記念ムックの発売なども決まった。 「結城友奈は勇者である」は、タカヒロが企画・原案を務める「勇者である」シリーズのアニメ展開。香川県の架空の町・讃州市に住む主人公・結城友奈をはじめとする「勇者部」の少女たちが、「神樹」に選ばれた勇者として謎の脅威「バーテックス」に立ち向かっていく姿を描く。2014年にテレビシリーズ第1期「‐結城友奈の章‐」、17年に第2期「‐鷲尾須美の章‐/‐勇者の章‐」、21年に第3期「‐大満開の章‐」が放送された。 舞台版では、結城友奈役を本西彩希帆、東郷美森役を大森莉緒、犬吠埼風役を原田清花(STU48)、犬吠埼樹役を岡田あずみ(STU48)、三好夏凜役を伊藤優衣が務め、脚本を「READPIA 朗読劇『ひぐらしのなく頃に』」の月森葵、演出を「舞台『アサルトリリィ・新章』」の田邊俊喜が担当。埼玉・ところざわサクラタウンジャパンパビリオンホールAで、10月12~14日に全6公演を行う。チケット価格は、お見送り会参加券付きのS席が1万6500円、A席が1万1000円で先行受け付けを実施中。 11月10日には讃州市のモデルとなった香川県観音寺市に所在する観音寺グランドホテルで、イベント「(仮)勇者部活動報告‐反省会の章‐」が開催される。結城友奈役の照井春佳、犬吠埼風役の内山夕実、岸誠二監督、シリーズ構成・脚本の上江洲誠が出演し、トークショーや生コメンタリーなどを実施する。また、観音寺市とのコラボレーション企画第5弾として、名所コラボポスターの掲出、スタンプラリーの実施、舞台探訪マップのリニューアル、市内事業者とのコラボグッズ展開なども行われる。 10周年記念したムック「電撃G's magazine特別編集 祝10周年! まるごと一冊『結城友奈は勇者である』」は10月17日に2970円で発売。アニメからゲームまで多岐にわたる展開をまとめた内容で、劇場特典として配布された番外編小説も再録する。表紙はStudio五組描き下ろしの10周年スペシャルイラストが飾る。カドカワストア、アニメイト、ゲーマーズ、メロンブックス、とらのあなでは、表紙イラストを使用したアクリルプレート付きセットも5170円で販売される。 そのほか8月27日~9月24日には、オンラインくじ「『結城友奈は勇者である』10周年記念・前夜祭~BUNBUNオンラインくじの章~」が発売される。価格は1回770円。