安心できる医療提供継続へ 福山市と岡山西部の2市が産科医療など連携に覚書
広島県福山市は、岡山県笠岡市と井原市それぞれと市民病院を核とした産科医療などの連携について覚書を交わしました。 【写真を見る】安心できる医療提供継続へ 福山市と岡山西部の2市が産科医療など連携に覚書 覚書は隣接する岡山県井原市と笠岡市がそれぞれ、福山市と締結したものです。背景にはこの2つの市では分娩機能のある医療機関がなくなってしまったという事情があったからです。 覚書では妊娠から33週までの妊婦健診などをかかりつけの産科に、34週ごろからの健診・分娩を福山市民病院で担当することなどが明記されています。 福山市 枝広直幹 市長 「安心の医療提供が継続できるように役割分担をしっかり踏まえながら、取り組んでいきたい」 8月22日の備後圏域の首長が集まった会議でも医療提供体制の確保は圏域の注力分野との認識が共有されていました。
中国放送