二所ノ関部屋入門の報徳学園・今村圭吾が抱負「5年以内に関取に」 元稀勢の里の師匠「すごく大相撲向き」と期待
兵庫・報徳学園高相撲部出身で大相撲の二所ノ関部屋に入門した今村圭吾(18)が1日、西宮市内の同校で取材に応じ「しっかり体を作って、5年以内に関取になれるように頑張りたい」と抱負を述べた。2日に新弟子検査を受検し、合格すれば春場所(10日初日、エディオンアリーナ大阪)で初土俵を踏む。 今村は兵庫県伊丹市出身。昨年3月の全国高校選抜大会個人8強、同10月の国体少年の部では同16強の実績があり、身長180センチ、体重115キロ。突き押しを得意とする。二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)に憧れ、同親方が新横綱で優勝を飾った17年春場所の千秋楽には、会場のエディオンアリーナ大阪の外まで駆けつけたという。 「いよいよ憧れていた力士になれる。ワクワクしている」と胸を躍らせた今村。同校を訪問した二所ノ関親方は「前に出る圧力、意志を感じて、すごく大相撲向き。体ができたらおもしろくなる。3、4年はしっかり我慢してケガしない体を作ることが大事。出世して故郷に錦を飾ってほしい」と期待を込めた。