家父長制も燃えてほしい、若者や女性がチリの社会構造を揺るがす「私の想う国」予告
「チリの闘い」のパトリシオ・グスマンが監督を務めたドキュメンタリー「私の想う国」の予告編がYouTubeで公開された。 【予告】女性たちが「どこに居ても、何を着ても、私に罪はない」と声をそろえる 2019年10月、地下鉄料金の値上げへの反対をきっかけに始まったチリ・サンティアゴでの民主化運動を捉えた本作。若者や女性が中心となったこの運動は、チリの保守的・家父長的な社会構造を大きく揺るがし、2021年、36歳のガブリエル・ボリッチ大統領誕生につながっていく。 予告編には、女性権利擁護団体ラス・テシスのメンバーの「主導者のいない民衆蜂起です」「家父長制も燃えてほしい」といった言葉を収録。中盤には「どこに居ても、何を着ても、私に罪はない」と声をそろえる女性たちの姿が収められた。 「私の想う国」は12月20日より東京・アップリンク吉祥寺、京都のアップリンク京都で上映。翌21日より、東京・K's cinemaほか全国で順次公開される。 (c)Atacama Productions-ARTE France Cinema-Market Chile/2022/