軽量化が鍵を握るEV化が進めば進むほど、アルミダイガストの需要が旺盛に（写真：WorldImage／PIXTA）

衆議院選挙が10月19日に公示され、前哨戦となる国政選挙が10月24日に行われました。静岡選挙区と山口選挙区では与党は1勝1敗となり、10月31日の投開票に向けた衆院選がどういった結果になるのか、目が離せない状況となってきました。そのため、衆院選の結果を見極めたいと様子見ムードが漂ってしまったこともあって、日経平均株価は2万9000円を挟んでもみ合う動きが続いています。 日本の株式市場は選挙モード一色ですが、アメリカの株式市場は再び高値圏まで上昇しています。足元の決算発表がなかなか好調ということもあって、ダウ平均とS＆P500は高値更新する状況ですし、ナスダック総合指数も高値までもう少しという水準です。 足元は原油先物価格の上昇も止まらず、1バレル90ドルが見える水準になってきました。さらに企業業績も良好となれば、ますますインフレ懸念が強まるはず。それなのにこの強い地合いに、だいたいいつも強気な私もびっくりするばかりです。1回の利上げはすでに織り込んでしまったということなのでしょうか。