安室奈美恵など、大物アーティストによるアニメ主題歌が増えているのはなぜ
アニソンを愛する大物アーティストたち
今後、大物アーティストとアニメのコラボはますます増えていきそうだが、アニメ誌の編集者はこう語る。 「昨今では歌手を目指したキッカケがアニソンという人も増えていますし、昔に比べて今のトップアーティストの中には自身も幼少期にアニソンに慣れ親しんだ人も多く、アニメを愛していたり、アニソンを“下”にみる感覚がないのもプラスに働いているのではないでしょうか」 実際、熱烈な「機動戦士ガンダム」シリーズのファンであるGacktが、テレビアニメ「機動戦士Zガンダム」をリメイクした劇場版のテーマソングを担当したことは広く知られている。 「最近でいえば、『ドラゴンボール超』の主題歌を歌っている氷川さんは、幼い頃から『ドラゴンボール』の大ファンで、『CHA-LA HEAD-CHA-LA』をよく口ずさんでいたそうですし、自身が『ドラゴンボール』の主題歌を歌えることを喜び、誇りに感じている。そうした作品に対する敬意を持っている大物アーティストが主題歌を歌うことで、双方にとってプラスになる面も出てくると思います」(同アニメ誌編集者) 今後も大物アーティストと人気アニメとのコラボが話題を集めそうだ。 (文・平田昇二)