78歳になった伝説的カントリー歌手、「朝7時までに大体終わらせる」という驚きのモーニングルーティンを明かす
カントリーミュージックの女王、ドリー・パートンのキッチンには、どんな時も「ベートーヴェンが流れ、ケーキがある」のだとか。 【写真】「早起き派」多数! 12人のセレブ達がオススメする"モーニングルーティン" 大の料理好きで知られるドリーは、しょっちゅうクラッシック音楽を聴きながら、ケーキ作りを楽しんでいるらしい。もちろんその日の気分次第で、カントリーミュージックや他の音楽に変わることもある。 『Country Living』のZoomインタビューに対し、「時には静かにしていたい時もあります。私の頭の中は常に音楽でいっぱいですから」とドリー。「だから静かな時間のほうがいいこともある。でも、音楽がほしい時はカントリーミュージックかヨットロック、古いクラシック音楽ですね。クラシック音楽を聴きながら南部の伝統料理を作るのは最高ですよ」 もちろん、南部のごちそうにはスイーツが欠かせない! ドリーは2022年からコラボしているダンカン・ハインズから、新しいケーキミックスのコレクションが発売されると発表したばかり。
新発売のケーキミックスには、「シナモンケーキ」や「マフィンミックス」、「ブルーベリーマフィンミックス」、「チョコレート フレーバー ケーキミックス」などがある。 新製品はアメリカの食料品店で購入可能。ダンカン・ハインズのオンラインストアで発売されているコラボを記念した「ROCKIN’ NEW BAKING COLLECTION」には、上記のケーキミックスのほかに、マグネットやオーブンミット、ドリーお気に入りのレシピが載ったレシピカードが3枚入っている。 早起きが得意な人にはさらに朗報が。ドリーはダンカン・ハインズの親会社であるコナグラ・ブランズから「Buttermilk Pancake」を発売して朝食分野にも進出。毎朝3時には起床するというドリーだけに、栄養価の高い朝食の大切さを熟知している。
「大抵は午前3時頃にコーヒーを入れて、精神的にいいことをします。読書したり自己肯定を高めたり、お祈りをしたり。それからコーヒーを飲んで朝食を作る。早い時間に仕事に出かけなくてもいい時は曲作りに集中。心の休養が十分とれている朝はいいアイデアが生まれます」 曲を書く作業の合間に電話をかけたり、その日必要なら事務作業をしたりする。早朝5時や6時に電話に出る人がいるのだろうかと思うが、ドリー・パートンからかかってきたら、おそらく出ない人はいないだろう。 「その頃までにはちゃんと朝食を食べて、ビタミンや薬を飲んでいる。それからお風呂に入って、着替えやメイクをすれば出かける準備は完了。私は朝7時までに、ほとんどの人が1日にすること以上のことを済ませられます」 曲を書いたりマフィンを作ったりするのはほんの序の口。ドリーのTo-Doリストはもっといろいろある。秋には妹と料理本を出版予定で、テネシー山脈にある生まれ故郷の大好きな家庭料理のレシピを掲載するという。 アーティスト活動では、2025年にブロードウェイで上演したいと考えている彼女の人生を描いたミュージカルのプランを完成させる予定だ。これまでのヒット曲とオリジナルの新曲が収録されたキャストアルバムを次にリリースする可能性もあるとか。 常にエネルギッシュなドリー、最後は「歌って書いて食べなきゃいけないわ!」と、いかにも彼女らしい言葉でZoomインタビューを締めくくってくれた。
From Country Living US