週明けの18日、関東を代表する人気観光地、群馬県の草津温泉で今シーズン初めて雪が降りました。 湯畑前の撮影スポットでは、フードをかぶって記念撮影。 18日は、今シーズン一番の寒気が流れ込んだ影響で、関東でも雪が降る冷え込みとなりました。 全国でも有数の豪雪地帯、青森県の酸ヶ湯温泉へ向かう道中は、しんしんと降る雪の影響で対向車が確認しづらい状況。 その先で遭遇したのは、雪でスリップしたとみられる車の事故です。 ワンボックス車が、道路脇にフロント部分がめり込む形で止まっていました。 男性は「ここから降りてきて、回ったらそのまま車が。けがはない」と話しました。 酸ヶ湯温泉の駐車場は、降りしきる雪で真っ白。 積雪は午後5時の時点で43cmにまで達し、この雪で今シーズン全国で初めて青森県に大雪警報が出されました。 雪にはまって動けなくなった観光客の車。 酸ヶ湯の職員が救出作業をしていました。 また、積もった雪がシャーベット状になった道路では、トラックが道路脇に落ちるなど、雪によるトラブルが相次ぎました。 積雪による影響か、倒木も発生。 これにより、通行できなくなった車で渋滞も起きていました。 吹雪の中での通勤・通学風景が見られたのは、18日朝の北海道・旭川市です。 イチョウの落ち葉に雪が積もりました。 一方、暖かかった17日から日中の気温が10度以上も急降下したのが東京都心です。 17日、午後1時の気温が23.3度だったのに対し、18日は13.2度。 ダウンコートが必要な師走並みの寒さとなりました。 午後1時半ごろのお台場で話を聞くと、「きのうは半袖Tシャツでいられたけど、今日はさすがにセーター着て、フリース着て、コート着てる」「私は薄着で来たので、手がすごく冷たくなってる」と話しました。