「しんどいですよ、やっぱり」ダルビッシュ有“ピッチクロック”が身体に与える影響に言及
◇MLB パドレス9-8カブス(日本時間9日、ペトコ・パーク) パドレスのダルビッシュ有投手が9日のカブス戦に先発登板。3回、被安打4、4失点を記録、試合後に取材に応じました。 【画像】「私の知ってるダルビッシュ有じゃない」ダルビッシュ有制球定まらず3回で4四死球 好調カブス打線に1イニングで4失点 「初回も悪くなかったですけど、2回になってからちょっとバランスを崩し始めて、決めたいところの変化球が甘くなって、ファールされて苦しくなってという感じですね」とコメント。 今試合、4四死球与えてしまったダルビッシュ投手は制球に課題を残しました。さらに昨季から新たにメジャーリーグに導入された“ピッチクロック”が投手陣をさらに苦しめます。有走者の場合、今季から20秒から18秒に短縮。MLB選手会は故障の原因になっていることを示唆する声明を発表していました。ドジャースの大谷翔平選手も「間違いなく負担は増えていると思う」と危惧しています。 ダルビッシュ投手はケガに対するピッチクロックの影響を聞かれると「体のダメージっていうのは翌日のキャッチボールの感じとか見ても、当日の家に着いた時の体の感じを見ても、しんどいですよ、やっぱり」と答えました。 また、「それが年齢なのかピッチクロックの影響なのか、かなり微妙なところにいるので」と口にした上で、「わかんないですけど、しんどいはしんどいですね」と本音を漏らしました。