ベガルタ仙台 新練習場第1弾が完成…東北学院大泉キャンパスに人工芝グラウンド
J2ベガルタ仙台は東北学院大と「包括的な連携協力に関する協定」を締結し、同大の泉キャンパスに「TG×ベガルタスポーツフィールド(仮称)」と名付けられた新練習場やクラブハウスなどの整備を行っている。25日には完成した人工芝多目的グラウンド1面のオープニングセレモニーが行われた。第1弾の完成に仙台の板橋秀樹社長(65)は「このピッチには大きな期待を抱いてます」と話した。 今回の人工芝グラウンドは主に大学の課外活動で使用される。このピッチの横に、仙台の練習で使用する天然芝のピッチが整備されていく。現在は更地だが6月には苗を植え、8月には青々とした天然芝のピッチが完成する予定だ。「地域の方々とクラブの関係を強くするのも大きな課題で、環境が整備されることでより一層身近になる。着実に進展して大変うれしく思っています」と板橋社長は喜んだ。 セレモニー後は梁勇基クラブコーディネーター(42)と富田晋伍クラブコミュニケーター(37)が同大のサッカー部員に技術などを指導。「本当に素晴らしい環境で何不自由なく練習に専念できる」と梁さん。地元に愛されるクラブとして、地域との連携を更に強化していく。 (山崎 賢人)
報知新聞社