大谷翔平 逆方向弾に井口資仁が感じたHR量産のポイント 今季は「50本近くHRはいく」と期待
ドジャースの大谷翔平選手は、日本時間28日のホワイトソックス戦で、新天地でのOP戦デビューを果たしました。 【画像】大谷翔平 対外試合では188日ぶりのHRの瞬間 第3打席には、詰まったかのような当たりがぐんぐん伸びると、逆方向のスタンドへのHRとなりました。 元メジャーリーガーの井口資仁さんは、このバッティングにさらなるHR量産のポイントがあると言います。 井口さんは大谷選手のスイングについて「最終の待てるポイントまで引きつけて打てた。体に近いポイントでしっかりと振ることによって、体幹の力がバットに伝わって、我々が見た・思った以上に打球が飛んでいる」と話します。
さらに「大谷選手のトレーニングを見ていると、体幹トレーニングをかなりしている。今日みたいなHRが出るとさらに全方向にHR打てるので伸びてくるのかなと思いますね」と語った井口さん。 大谷選手が昨シーズン放ったHRを振り返ると、全44本のうち、ライト方向が18本、センター方向が22本、レフト方向が4本と、レフトへの打球が少ないです。 体に引きつけて打てるようになると、よりボールに力が伝わり、飛距離が上がる。そのため左方向への当たりでもHRになる確率が上がるといいます。 「レフトの守備を見ててもまだ伸びてくるのかと思うような追い方をしていたからパワーが昨年以上についてきているんだなと思った。移籍してきて初戦で結果を残す。改めてチームメートも恐れ入りましたという感じなんじゃないかなと」笑いながら答えた井口さん。 最後に今季の大谷選手のHR数について「今日のHR見ると(開幕)初戦からHRを期待できる。50本近くHRはいくかと」と期待を込めて話しました。