大谷翔平、2打席目に満塁で走者一掃、同点の適時二塁打…マルチ安打で青木宣親に並ぶ日本人歴代3位774安打
◆米大リーグ ロッキーズ7―6ドジャース(19日、米コロラド州デンバー=クアーズフィールド) 【動画】大谷の一打、衝撃の打球音!敵地のスタンド歓声爆発 ドジャース・大谷翔平投手(29)が19日(日本時間20日)、敵地・ロッキーズ戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、3点を追う2死満塁の2打席目は走者一掃で同点に追いつく3点適時二塁打を放った。今季満塁で安打を放つのは5度目で初めてで、4試合連続の安打と打点になった。ドジャースは同点で迎えた9回にサヨナラ打を浴びて、連勝が「3」で止まった。 大谷の初回先頭の1打席目は初球に反応するも、先発右腕・フェルトナーの前に三邪飛。それでも3点を追う2回2死満塁の2打席目は、左中間へ同点に追いつく走者一掃の3点適時二塁打を放った。4回2死の3打席目は二塁ベース寄りを守っていた三塁手正面への三ゴロ。6回2死走者なしの4打席目には2番手右腕・ミアーズから右前安打を放ってマルチ安打とした。メジャー通算774安打で、青木宣親の日本人歴代3位に並んだ。この日は5打数2安打3打点1三振で、打率は3割1分7厘になった。 前日18日(同19日)の敵地・ロッキーズ戦では、6回先頭の3打席目に中堅へ2試合ぶりの本塁打となる20号ソロ。飛距離476フィート(約145メートル)は、今季のメジャー全体で最長で、大谷にとっても自身キャリア2番目の距離という特大弾だった。大谷は1番に入ってから3試合連続でマルチ安打&打点をマーク。チームも前日は5点を追う9回に代打・ヘイワードの満塁本塁打と、T・ヘルナンデスの逆転3ランで大逆転勝ちしていた。
報知新聞社