大鶴義丹「最高に幸せな人生だったと思う」 父・唐十郎さん死去でコメント
アングラ演劇の旗手で、日本の演劇界に大きな影響を与えた唐十郎さん(から・じゅうろう、本名大鶴義英=おおつる・よしひで)さんが4日、都内の病院で亡くなったことが5日、分かった。84歳。劇団唐組の公式サイトで発表された。息子の大鶴義丹はコメントを発表した。 【写真】出演者に支えながらも決めポーズをする唐十郎さん 大鶴は「私がまだ十代だったとき、いつも父は、三度の飯のように芝居をし続けたいと言っていました。最後まで芝居を愛して、芝居に愛された、最高に幸せな人生だったと思います」とのコメントを発表した。 劇団公式HPによると、唐さんは自宅で転倒し、中野区内の病院に緊急搬送されるも、急性硬膜下血腫で帰らぬ人となった。