＜南海トラフ巨大地震＞話題マンガが「マガポケ」でアクセス急増 “いつか起こる震災のリアル”描く異色作
ウェブサイト「現代ビジネス」（講談社）で連載され、1000万超えのPVを記録したマンガ「南海トラフ巨大地震」が、7月に講談社のウェブマンガサービス「マガポケ」に移籍し、注目を集めている。7月30日から同作の全話（最新話を除く）無料公開が実施され、「マガポケ」における売り上げが通常時の約18倍となった。8月8日に宮崎県沖で発生した地震を受け、気象庁から南海トラフ地震への注意を呼びかける臨時情報が発表された際には、アクセスがさらに増加したという。 【写真特集】マンガで“支援” 売り上げは義援金に
同作は、2023年5月に「現代ビジネス」で連載を開始した。過去に起こった災害の綿密な取材に基づき、“いつか起こる震災のリアル”を描いている。2025年2月11日、南海トラフ巨大地震が発生し、名古屋港にいた主人公・西藤命は、変わり果てた街を目にする……という展開。連載当初から1000万を超えるPVを記録し、2023年8月に発売されたコミックス第1巻は発売後即重版が決定するなど注目されていた。
8月1日に発売された第2巻には、防災アドバイザーの高荷智也さんによる防災ガイドも収録されている。
