【展望】優勝候補の福岡大大濠、東海大福岡らに加え公立進学校にもチャンスあり/福岡
<高校野球福岡大会:組み合わせ抽選会>◇14日 第106回全国高校野球選手権福岡大会の組み合わせ抽選会が14日、福岡市・福岡大で行われ、出場135チーム(連合1チーム)の対戦が決まった。29日開幕で7月21日決勝予定。 大本命不在の戦国福岡だ。強豪私学に飛び抜けた存在はなく、文武両道の公立進学校にも優勝の目が出てきた。その中で、今春九州大会初出場の春日や昨夏準優勝の東筑が実力上位。 V候補の福岡大大濠はセ・パ12球団注目のエース柴田獅子(れお)投手(3年)、センバツ出場の東海大福岡は佐藤翔斗投手(3年)の活躍次第になる。 選手層が厚く夏3連覇を狙う九州国際大付も戦力は整備されている。昨夏限りで元プロ楠城徹監督が勇退。元楽天、ヤクルト外野手の息子、祐介コーチ(40)が昨秋新チームから後を継いだ采配に注目だ。 春日は大川樟風、東筑は八幡工、福岡大大濠は輝翔館、東海大福岡は小倉南、九州国際大付は小倉商と対戦する。