【RIZIN】復帰戦KO負けの木村ミノル、ブアカーオの頑丈さ&圧力は「経験したことがない」安保瑠輝也にも言及
■『RIZIN LANDMARK 9 in KOBE』(23日・神戸ワールド記念ホール) 第3試合でブアカーオ・バンチャメークとキックルールで対戦し、2ラウンドでKO負けした木村“フィリップ”ミノルが、試合後インタビューで「やり返したいと思っています」と無念の思いを語った。 【インタビュー動画】復帰戦KO負けの木村ミノル、ブアカーオの頑丈さ&圧力は「経験したことがない」安保瑠輝也にも言及 試合序盤から木村が積極的に前に出て、強烈なパンチを次々とヒットさせる。ブアカーオはミドル&ローキックやヒザ蹴りで対抗するも木村は意に介さず、丸太のような太い腕からパンチを振り回してブアカーオを攻め続けたが、ダウンは奪えないまま1ラウンドが終了。 2ラウンドも木村のパンチが攻め立てるが、スキを見たブアカーオがヒザ蹴りをヒットさせると木村の腰が落ちる。なんとかダウンを踏みとどまった木村だったが、距離を取ったブアカーオが冷静にパンチを繰り出すと右ストレートが木村の顔面にヒット。崩れ落ちた木村は立ち上がることができず、ムエタイのレジェンドが初めてのケージでの試合でも問題なく勝ちきった。 パンチを連続でヒットさせていたが、木村は「ちょっと外されてたり、急所をずらされてる感じはありました」とブアカーオから手応えを奪えず、「あの体の頑丈さや距離の詰め方、圧力は経験したことがない」と悔しそうに振り返った。 試合直後には、昨年5月にブアカーオとキックルールで対戦して引き分けだった安保瑠輝也がケージに入り、ブアカーオとの再戦をアピールしたが、木村は「別になんとも思わないでしょ。自分はやられた側なんで好きにやればいいんじゃないですか」と語った。