岸田首相、不測の事態に備え万全の態勢など指示
日テレNEWS
防衛省によりますと、午前4時前、北朝鮮から弾道ミサイルの可能性のあるものが発射されました。 Jアラートによると、弾道ミサイルは午前4時頃、日本の上空を通過し太平洋へと抜けました。 日本政府関係者によりますと、発射されたミサイルは北朝鮮が発射するとしていた「人工衛星」に関係があるとみているということです。 岸田首相は先ほど、情報収集、分析に全力を挙げ、▼国民に対して迅速・適切な情報提供をおこなうこと ▼航空機、船舶等の安全確認を徹底すること ▼不測の事態に備え万全の態勢をとること、の3点を指示しました。 北朝鮮は、日本政府に対し、24日午前0時から今月31日の午前0時までの間に「人工衛星」と称する弾道ミサイルを打ち上げると通告していました。 政府は、万が一ミサイルが日本に落下する場合に備え、自衛隊のイージス艦を出動させ、沖縄県などにミサイル迎撃システム（＝PAC3）を展開するなど警戒態勢をとっていました。
