2024年に開業30周年を迎えたアストラムライン（写真提供＝広島高速交通）

　今年で開業30周年を迎えたアストラムラインの記念イベント「アストラム秋のファンまつり」が10月19日・20日、長楽寺車両基地（広島市安佐南区長楽寺2）で開かれる。（広島経済新聞） 【写真】ユニクロとコラボしたアストラムラインTシャツ 　アストラムラインは1994（平成6）年8月に開業。2024年に開業30周年を迎えた。アストラムラインが運行する広島市北西部の安川沿い地域では、1965（昭和40）年代から急激に宅地開発が行われ、人口が急増した。交通問題が生じていたため、地域の交通需要に適応した新たな軌道系の公共交通機関として、国道54号祗園新道および都市計画道路中筋沼田線の道路空間にアストラムラインが建設された。路線の長さは本通から広域公園前までの18.4キロ。車両は6両編成で2024年3月現在、平日＝280本、休日＝205本を運行する。 　イベント会場の車両基地では、保守作業車乗車体験や6000系車両運転台操作体験、7000系のペーパークラフトを作るワークショップを実施。アストラムライン沿線のフードを集めた「沿線マルシェ」や鉄道7社のグッズ・廃車部品販売、アストラムラインのロゴやスタンプを使ったユニクロTシャツやトートバッグの出張販売も行うほか、タンク車、救助工作車などの消防車両やパトカー、白バイも集まる。 　開催時間は10時～15時。入場無料。