<速報>阪神がドラ1大山のプロ初安打初本塁打で連敗「8」で止める
試合後、ヒーローインタビューに呼ばれたのは、金本監督の抜擢に応えた決勝3ランの大山。 「幸せです。チームが負けている状況だったので、なんとかチームのために貢献したいという気持ちが強かったです。僕が上がってから1勝もしていなかったので、悪いものを持ってきたなとずっと思っていたので連敗が止まってよかったです。来たボールを思い切り振り抜こうとだけ思って打席に入りました。入るとは思わなかったのですが、ファンの皆様の声援がホームランにしてくれたと思います。今までの人生で、一番幸せな時間でした」 金本監督も連敗脱出に「ほっとしています」と笑顔がこぼれた。 「打線が、どうしても波に乗れずに、あと1本が出ない試合が続いていた。1年の中では必ずこういう時期がある、今が辛抱のしどころとずっと思っていた。あの3ランしか点は入っていないが、(大山は)プロに入ってきて、初仕事が大仕事になったなあと。(打った瞬間)レフトの頭は超えたとは思っていた。なんとか入ってくれと。いきなり3点だから興奮した。大山の5番? みんなが調子を落としているので、他に5番を打つをバッターがいなかったし、打撃コーチの推薦があった。ナイス推薦だった。 能見も、いつもと変わらず、気持ちはいつもと違うと思うが、何ごともなかったように6回を1失点。さすが、キャリアのある投手。ナイスピッチングだった。まずオールスターまでに、しっかりと、いいときのチーム状態に戻したい。個人、個人が調子を上げていって欲しい」 インタビューでは、終始、頬が緩みっぱなしだった。