就任にあたって意欲を語った田畑監督

　ビーチサッカー日本代表の田畑輝樹監督（45）が20日、就任会見を行った。 　田畑監督は現役時代にJリーガーからビーチサッカーに転身。ビーチサッカー日本代表としてW杯8大会連続出場を果たしたレジェンドで、引退後は指導者に転身した。 　5月にビーチサッカー日本代表監督に就任。この日オンラインで会見して「W杯優勝を目指します。アジアの優勝ができていないので、その後にしっかりW杯優勝へ持っていきたい」と目標を語った。 　元ビーチサッカー日本代表監督のラモス瑠偉氏らから学んできた経験も踏まえて「ラモスさんには本当にいいものを残していただいたので、いいものをしっかり継承しながら、僕の色を出していきたい」と意欲満々。ラモス氏などからは「たくさん学べたし、日本を背負っている、日の丸の重みは実感した。すごく勝利に対する執着心は教えていただいた。継続してそれは選手たちに伝えていきたい」と〝ラモス魂〟を注入する構えだ。 　今回の就任にあたってラモス氏からエースも送られたそうで「まずは喜んでいただいた。簡単じゃないと。勝負の世界を教えていただいた。『とにかく頑張ってくれ、応援しているぞ』とは言っていただいた」と語った。 　ラモス氏の後継者がどんな手腕を振るうのか楽しみだ。