SKE48荒井優希、インターナショナル・プリンセス王座V3で宣言「他のベルトも狙っていきたい」
◆東京女子プロレス「TJPW PRISM ’24」大会 ▽インターナショナル・プリンセス選手権試合30分1本勝負 〇荒井優希(10分9秒 Finally→片エビ固め)LAテイラー●(9日、東京・後楽園ホール、観衆707人) 名古屋・栄を拠点とする人気アイドルグループ・SKE48の選抜メンバーで、プロレスラーとしても活動中の荒井優希が王者として、セミファイナルのインターナショナル・プリンセス王座戦に登場。挑戦者のLAテイラーを下し、3度目の防衛に成功。プリンセスタッグ王座との2冠獲りに意欲を見せた。 今回、初来日となった英国出身のテイラーは身長183センチの大型戦士。母国での活躍が評価され、いきなりIP王座挑戦のチャンスが巡ってきた。167センチの荒井とは16センチ差対決となった。 序盤から荒井はエルボー連打、ドロップキック、串刺しビッグブーツと攻め立てたが、ダイビング・ボディアタックはテイラーにキャッチされ後方に投げられる。 テイラーはアームロック、ラリアット、ネックロックと攻めていくが、荒井はエプロンでFinally(カカト落とし)を叩き込み、ミサイルキック、サソリ固めと猛攻。抜け出したテイラーは逆片エビ固めで反撃。再度、サソリ固めを決めた荒井だったが、エスケープしたテイラーは旋回式で荒井を頭から叩きつけ、ラリアット一閃。 しかし、猛攻に耐え抜いた荒井は逆さ押さえ込みを返されたものの、すかさず新人賞、Finallyを繰り出して3カウントを奪取した。 荒井は「自分がどうなっているか分からない状況、時間が長くて。テイラーの大きさだけじゃなくて、力強さ、レパートリーの多さとかを体感して。一瞬のスキで防衛できましたけど、また次に試合するとなったら怖いなって。また会えるときがあったら、いろんなものを磨いて待っていたいと思います」とコメント。 さらに「3度目の防衛。もう半年ベルトを持たせてもらってるので、まだまだ防衛していきたい気持ちはあるんですけど、ここで満足せず、もっともっと高みを目指して、4年目のプロレスラー荒井優希をもっと磨いていきたい」と目を輝かせた。 「高み」という言葉の意味について聞かれると、「東京女子には、赤井(沙希)さんと持っていた(プリンセス)タッグベルトとか他にもありますし。赤井さんなしでも、そこにたどり着けたら成長を感じると思うので。このベルト以外のベルトも狙っていきたい」ときっぱり。 「(パートナーは)高め合える良き人がいたら組んでもらえたら、うれしいなって思います」とタッグ王座獲りも視野に入れていた。
報知新聞社