写真：ザイ・オンライン

　【日本株】「7月のおすすめ株主優待株」として株主優待好きの個人投資家24人の投票で選ばれた「NATTY SWANKYホールディングス」と「JMホールディングス」を解説！　 【図版】売上好調な「肉のハナマサ」を手掛ける企業！ ●優待利回り5.62％の「NATTY SWANKYホールディングス」や、 ボリューム満点の肉がもらえる「JMホールディングス」に注目！　 　株主優待を実施している企業は1500社近くもあるため、選ぶのがなかなか難しい。そこでダイヤモンド・ザイでは、株主優待に情熱を注ぐ個人投資家24人に、イチオシの株主優待株を教えてもらった。 　以下では「7月」に権利確定する株主優待株のうち、特に個人投資家からの支持を集めた2銘柄を紹介していこう。 (※以下、株価データや株主優待の内容は5月7日時点。長期保有の条件や、優待利用が可能な店舗情報などは各社ホームページで要確認。業績コメントはダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチの小林大純さんと仲村幸浩さん。また、株主優待を使った感想や、おすすめの理由などのコメントは個人投資家のみなさんによるもの)。 　7月の株主優待株で、個人投資家からの支持がもっとも多かったのは「肉汁餃子のダンダダン」で使える食事券(※5月17日に食事券を電子チケットにすることを発表)がもらえるNATTY SWANKYホールディングス(7674)だ。 　NATTY SWANKYホールディングスは、首都圏を中心に130店舗以上を展開する「肉汁餃子のダンダダン」を運営。コロナ禍では業績が落ち込んだものの、直近は本格的に回復。やや費用増の影響はあるが、直営、フランチャイズでそれぞれ年8店舗以上を出店しており、事業拡大の余地は大きい。 　「株主優待の食事券は、店内の飲食だけでなく、お弁当、冷凍餃子にも使えるので使いやすい」(くきさん)、「株主優待だけで利回り5％以上！　 テイクアウトを待っている間にサービスでジャスミンティーを出してくれるのも感謝です」(ようこりん)と大評判！　 　次点となった株主優待株は、1年以上の継続保有が条件だが、精肉関連商品がもらえるJMホールディングス(3539)だ。 　JMホールディングスは、売上好調な「肉のハナマサ」を手掛ける企業。東京の「スーパーみらべる」も買収し、生鮮食品の強化でスーパー事業を拡大する予定。 　株主優待では「冷凍庫のスペースを空けておかないと途方に暮れるほど、大量のお肉が届きます」(りーえるさん)。100株保有でも、計3kgという大ボリュームのお肉が届くため、物価高の折にありがたい銘柄だ。