着陸後に立ち往生のANA機、大量の“白い煙”は気化したオイルと水蒸気と判明…乗客と乗員200人余りにけがなどなし、滑走路閉鎖で「イレギュラー運航」と認定へ
24日午後、北海道の新千歳空港に着陸した際、白い煙のようなものが出て、滑走路に立ち往生したANA機…白い煙のようなものは、煙ではなく、気化したオイルと水蒸気だったことがわかりました。 25日午後5時半ごろ、羽田発のANA機が新千歳空港に着陸した際、大量の白い煙のものが出て、滑走路に1時間ほど停止した後、旅客ターミナルまでけん引されました。
全日空によりますと、白い煙のようなものは、煙ではなく、機体の油圧系の不具合で、着陸後に漏れ出し、気化したオイル、さらに上空と地上の気温差で発生した水蒸気だったことがわかりました。
乗客と乗員合わせて211人にけがや体調不良はなく、新千歳空港では、2本の滑走路のうち、1本が閉鎖されましたが、他の航空機の運航に大きな影響はありませんでした。
乗客の女性は取材に対し「お正月に(羽田で)飛行機の事故のことがあったので、トラブルがあると、そのことが頭をよぎり、一瞬、不安にはなった」などと話していました。
国土交通省は、エンジンの故障などによる「重大インシデント」には当たらないものの、滑走路が閉鎖されたことから、今回のトラブルについて「イレギュラー運航」に認定する見通しとしています。
北海道放送(株)
【関連記事】
- 小学生の娘の“いたずら”から夫婦殺傷、被告が初めて自ら…「いきなり大声で『おまえか!どこに傷があるんだ、この野郎』と恫喝続き、とにかく離れて欲しかった」
- 同じ中学の教師と生徒で“性的関係”から30年以上経て「バレたら全国ニュース、先生も奥さんもここにいられない」恐喝300万円の49歳の女に猶予付き有罪判決
- 交際していた高校教諭の女性殺害、36歳の元同僚の控訴審わずか10分で結審…666回の着信、700万円払っても別れられず「これが終わるために逃げたい、もう、死ぬしかない」
- 小学校の女性教諭殺害、37歳の元交際相手に求刑上回る懲役21年の判決…「殺した5月3日は“ごみの日”で女性にぴったり、達成感があった」などの暴言
- “ニセコバブル”に沸く一方で訪問介護事業所が突然閉鎖…北海道のリゾート地で巻き起こる大問題“介護サービスが受けられない”事態も いずれ日本全体に及ぶ危機感を専門家が指摘