「nubia Flip 2」と「nubia Flip 5G」はどう違う?
ZTEジャパンが発表した縦折りのフォルダブルスマートフォン「nubia Flip 2」。1月23日にワイモバイルから発売される。 【画像】nubia Flip 2 nubia Flip 2は、先代モデルの「nubia Flip 5G」や「Libero Flip」とどういった点が異なるのか? 本稿ではスペックや、価格などと比較する。 ■ 大きさや外観 nubia Flip 2の大きさは、開いたときが76×170×7.5mmで、閉じたときが76×87×15.8mm、重さは191g。一方、nubia Flip 5Gの大きさは、開いたときが76×170×7.3mmで、閉じたときが76×88×15.5mm、重さは214g。大きさには大きな変化がない一方、重さは23g軽くなり、200gを切った。 デザイン面では、角や縁にカーブが付いており、握りやすさを重視した形となった。大きさを変えることなく、手のひらに馴染むデザインとなっている。 nubia Flip 2のカラーは、ブラック、ホワイト、ライトブルーの3種類。対するnubia Flip 5Gはブラックの1種類、Libero Flip は、ゴールド、ホワイト、ブルーの3種類。Libero Flipのブルーも明るい水色だったことから、先代モデル2機種からそれぞれ流れを受け継いでいると言える。 ■ ディスプレイ メインディスプレイはnubia Flip 2、nubia Flip 5Gともに、6.9インチ、2790×1188ドットで、変化はない一方、折り目のフラットさを25%改善したり、傷への耐性が2倍になったりと、実用面でアップデートがされているという。 サブディスプレイは、nubia Flip 5Gでは1.43インチ、466×466ドットの円形だったものが、nubia Flip 2では、3.0インチ、682×422ドットの長方形となった。これにより、サブディスプレイにも登録したアプリなどを閉じたままでも起動できるようになったり、折り曲げた状態で対面通訳が使えるようになったりする。 ■ チップセットなど ストレージ構成は、nubia Flip 2が6GBのメモリーと128GBのストレージ、nubia Flip 5Gは8GBのメモリーと256GBのストレージを搭載している。先代モデルよりメモリーとストレージがそれぞれ減少したように見えるが、ワイモバイルから発売されているLibero Flipは、nubia Flip 2と同じく6GBのメモリーと128GBのストレージを備えており、Libero Flipのスペックを継承した格好だ。 チップセットは、nubia Flip 5Gがクアルコムの「Snapdragon 7 Gen 1」を搭載していたところ、nubia Flip 2はメディアテックの「Dimensity 7300X」となった。 ■ カメラ 背面カメラは5000万画素のメインカメラと200万画素の被写界深度カメラを搭載しているところは変化がない一方、前面カメラは1600万画素だったものが、3200万画素へとなった。 ピースサインなどで撮影できるジェスチャー撮影などの機能に引き続き対応するほか、SNSに写真を上げる前に顔を隠すことができるAIフェースステッカーなどの機能が追加された。 ■ バッテリーなど バッテリー容量は、nubia Flip 5Gが4310mAhを搭載していたところ、nubia Flip 2は4300mAhとなり、わずかに減少しが、利用シーンに合わせた省電力や、3年間使っても94%しか減らない長寿命バッテリーをアピールしている。そのほか、33Wの急速充電に対応するところは変わらない。 FeliCaを搭載することや、IP42相当の防滴防塵をサポートすること、生体認証は指紋、顔に対応することは共通。 ■ 価格 発売当時の価格は、nubia Flip 2の本体価格は8万5680円で、nubia Flip 5Gは7万9800円、Libero Flipは6万3000円。
ケータイ Watch,岩井 祐一郎