【長崎】「いつ県内に入ってきてもおかしくない状況」県が鳥インフルエンザ防疫対策会議を実施
NCC長崎文化放送
10月17日から12日までに、全国8カ所の家きん農場で高病原性鳥インフルエンザが検出されています。 【写真】「いつ県内に入ってきてもおかしくない状況」県が鳥インフルエンザ防疫対策会議を実施
県は、県内の防疫対策の徹底を図るため、防疫対策会議を開きました。県庁で開かれた、今年度2回目の「鳥インフルエンザ防疫対策会議」には、県畜産課や自然環境課の担当者ら、約50人が参加しました。長崎を含む九州地方では、これまでに家きん農場からのウイルスの検出はありません。 しかし、今月1日(金)には、福岡で死んだ野生のヒドリガモから、また4日(月)には、鹿児島で採取された環境水から、「高病原性鳥インフルエンザ」がそれぞれ検出されています。 県農林部畜産課・富永祥弘課長: 「(県内に)いつ入ってきてもおかしくない状況ですので、県から配布する石灰散布を早目に実施していただき、もし鳥に異常がある場合は家畜保健衛生所へ早期の通報をお願いしたい」 県は今月18日(月)から、県内の家きん飼養農場121戸に対し、消毒用消石灰を配布し、農場や鶏舎の消毒を実施する予定です。
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