名門公立高校に受験なしで進学できる 2025年度から県立の中高一貫校が開校する愛知県 高校受験の勢力図が一変も?
(エコール・ドゥ・アンファン・岡田秀人進学教育部長) 「見る限り、ものすごく難易度が高いものでもない。ただ印象的には、文章がいっぱい書いてあるので、文章を読める力がないと厳しいというのは言えてくるかな」 サンプル問題をもとに、今後の具体的な対策方針を決定し、直ちに授業にも反映します。少子化で塾の利用者が減る中、中高一貫校新設は受験産業に取って新たな「ビジネスチャンス」。合格実績をあげるのが至上命題です。 真剣に授業に取り組む子どもたち。5年生の石川由衣さんもその1人です。 ■「6年間興味があることをやらせてあげたい」家族一丸で合格を目指す (明和付属中学を目指す石川由衣さん) 「明和中も名大付属中も、名古屋では難しい学校だと思うので、勉強したいと思って」 父親に送り迎えをしてもらい、毎週30分ほどかけて塾に通っています。帰宅後の食卓でも、話題に上るのは、やはり受験の事。自宅では父親が側について勉強を行い、家族一丸で取り組みます。 (由衣さんの父親・洋さん) 「やっぱり6年間で本人が興味を持っていること、知りたいこと、やりたいこと。それをやらせてあげたいということで、中高一貫校受験が娘には向いているのかなと思う」 ここから本格的な受験勉強に入る由衣さんは…。 (明和付属中学を目指す石川由衣さん) 「明和中は新しい学校だし、受験も新しいから入れたらすごいと思われるかな」 少子化が進む中、愛知で始まる公立の中高一貫校。お金のかかる私立とは別の選択肢として、この地方の中学受験熱を高める事になりそうです。 CBCテレビ「チャント!」2月21日放送より
CBCテレビ
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