山本耕史、6度目の土方歳三役に「待たせたな!」 『もし徳』追加キャスト発表
眞邊明人の同名ビジネス小説を実写化する映画『もしも徳川家康が総理大臣になったら』(7月26日公開)に、音尾琢真が財務副大臣・石田三成役、山本耕史が警備隊・土方歳三役で出演することが14日に発表された。山本にとって土方役は6度目となり、「今回で何度目になるんだろう。何度彼になり彼に力を借りた事だろう。いつか僕が恩返しを、と思っていたけれどまたも彼に力を借りる事になる。令和に再び! 待たせたな! 土方歳三」とコメントを寄せている。 【画像】性別超えた配役も!『もし徳』激変の偉人キャスト ビジネス小説としては異例の14万部を突破する大ヒットを記録し、コミカライズもされた「もしも徳川家康が総理大臣になったら」に基づく本作。舞台はコロナ禍真っ只中の2020年の日本。首相官邸でクラスターが発生し、あろうことか総理が急死。未曾有の危機に直面する政府が実行した最後の手段は「歴史上の偉人達をAIで復活させ、最強内閣を作る」ことだった。テレビ局政治部の新人記者として内閣のスクープを狙う主人公・西村理沙を浜辺美波、内閣官房長官・坂本龍馬を赤楚衛二、経済産業大臣・織田信長をGACKT、財務大臣・豊臣秀吉を竹中直人、内閣総理大臣・徳川家康を野村萬斎が演じる。
山本が演じるのは、幕末の京都で活動した幕府の警察組織であり、治安維持や反幕府勢力の取り締まりにあたっていた新選組の副長・土方歳三。本作では、都市封鎖された繁華街で徹底した見回りを行い、違法に営業を行う飲食店を検挙する警備隊として活躍する。山本にとって土方を演じるのは6度目。これまで大河ドラマ「新選組!」(2004)、単発ドラマ「新選組!! 土方歳三 最期の一日」(2005)、朝ドラ「あさが来た」(2015)、舞台「「愛のレキシアター『ざ・びぎにんぐ・おぶ・らぶ』」(2019)、NHK教育バラエティー番組「ワルイコあつまれ 秋の大感謝祭スペシャル」(2022)で同役を演じた。
そして、昨年の大河ドラマ「どうする家康」の徳川家康(松本潤)の家臣・鳥居元忠役も話題を呼んだ音尾が演じるのは、財務副大臣として復活する戦国武将の石田三成。コロナ禍、全国民に50万を10日間以内に支給する財務大臣・秀吉のとんでもない政策「太閤給付金」の政策指揮官を務める。