今すぐできる"電気代節約術" 本格的な寒さが来る前に要チェック 冬をお得に乗り切ろう!
中京テレビNEWS
11月後半に入ってから冷え込みが厳しい日が多くなり、暖房器具を使用する機会も増えてきました。電気代が高いのは夏というイメージが強いかもしれませんが、実は年間で最も電気を使用するのは1月。さらに今年は、物価高や円安対策で行っていた政府の補助金も半減し、中部電力では1か月あたり782円の値上げとなります。すでに電気代の請求書を見るのが怖いという方もいるのではないでしょうか。そんな方たちのために、名古屋に住む一般家庭にお邪魔して、節約アドバイザー・矢野きくのさんから節約ポイントを教えてもらいました。
消費電力が一番多いエアコン 設定温度は何度がベスト?
お邪魔したのは名古屋市中村区の北村さんのお宅。両親とサッカーが大好き3兄弟の5人家族です。 まず初めにチェックしたいのは、冬に使用する家電製品の中で消費電力が一番多いエアコン。北村さんのお宅では暖房を23.5度に設定しているそうですが、節電するためには何度がベストなのでしょうか。 節約アドバイザー・矢野きくのさん: 「真冬のエアコンの温度設定は、室温が20度ぐらいになるように部屋に温度計を置いてチェックしてください。寒いようなら厚着をして温かくしましょう。例えば、外の温度が6度ぐらいの時にエアコンの温設定温度を21度から20度にするだけで年間約1650円の節約になりますよ」
エアコン関係の節電というと、サーキュレーターを置いて暖かい空気を循環させている家庭も多いかもしれませんが、こちらも使い方のポイントがあるようです。 節約アドバイザー・矢野きくのさん: 「温かい空気は上に行くためサーキュレーターを使用して循環させるのもいいですが、エアコンのすぐ横に設置可能な壁掛けタイプであればベストです。部屋全体に行き渡らせるというよりは、人がいる方向に温かい空気を送るようにしましょう」 その他にも、カーテンの裾を床につく長さにしたり、陽が落ちる前の温かいうちに雨戸を閉めたりすることで、外からの冷気を遮断できるので節電につながるということです。