フルセット激戦落とし落胆も実は決まっていた!バレー女子日本代表がパリ切符 6大会連続、1972年ミュンヘン大会以来、52年ぶりの男女同時メダルに期待【女子ネーションズリーグ】
バレーボールのネーションズリーグ事務局は14日、13日までの試合結果を受けて女子日本代表が7月に開幕するパリ五輪の出場が決まったと発表した。 ■東京では10位、4大会ぶりメダルへ…【五輪成績】 2004年のアテネ大会から6大会連続の五輪出場を決めた。15日にセルビア、16日に米国との対戦を残しているが、両戦で敗れた場合でも世界ランキングで五輪出場圏内をキープする。男子に続きパリ行きの切符を獲得。12年のロンドン五輪で獲得した銅以来の表彰台を狙うほか、1972年ミュンヘン以来、52年ぶりとなる男女同時メダルを目指す。 昨年秋に東京で行われた五輪予選では、出場権まであと1勝に迫りながらも逃した日本。今回のネーションズリーグの1次リーグが終了した6月17日付の世界ランキングでアジア最上位か、出場権を得ていない国の中で上位3チームに入ることが条件だったが、厳しい状況を打破した。 過去の五輪で女子日本代表はバレーボールが初めて採用された1964年の東京大会で金メダル。68年のメキシコ、72年のミュンヘン大会では銀メダルを獲得し、76年のモントリオールで金メダルに返り咲いた。その後は84年ロサンゼルス大会と2012年のロンドン大会で銅メダルに輝いている。前回東京大会は10位にとどまった。
西日本新聞社